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●よもぎ(艾葉、がいよう)
健康食品 名医別録の中品に収載されています。
(起源)
- 中国産:キク科のArtemisia argyi、そのほかヨモギなどの全草または葉、湖北省産の「きんかい」という種は有名だという。
- 日本産:ヨモギおよびオオヨモギの葉、六月頃に葉を採り、日干しにして手早く乾燥する。
これが生薬の艾葉である。
市場には全草を乾燥したものが多い。
「熟艾 (温灸艾:モグサ) 」はこれらの植物の葉の毛をかきとり臼でついて篩いにかけ、綿状塊にしたもので、その調製の仕方によって種々の品質のものがある。
これを漢方でいう経絡(ツボ) にすえて熱刺激を与えるのが灸である。
つまり熱刺激によって組織に活力をよみがえらせ、全身の機能を正常化しようとする物理療法なのである。
灸は名医別録に記録されており、漢方では経験豊かな療法の一分野である。
日本へは平安時代に伝来し、江戸の頃は庶民層にまで広がっている。
芭蕉が旅立ちに際し三里に灸をすえたことはよく知られている。
(産地)
中国 (安徽、湖北、河北、山東省など) 、日本(新潟、岐阜など) 。
(成分)
精油、脂肪酸、蝋質、ビタミン類を含む。
(応用)
モグサの製造原料とする。茶として服用する、浴剤として利用する。
民間的には生の葉をもんで虫にさされたときや切り傷につけると、殺菌と止血の作用があることもしられている。
また布袋につめて浴剤に使えば、精油が含まれているので保温性がある。
(処方例)
芎帰膠艾湯など。
用法・用量
煎剤、散剤、丸剤。1日2〜5グラム。
ヨモギ 日本 刻み 500g
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ヨモギ 日本 上 刻み 500g
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ヨモギ 日本 上 寸切 500g
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よもぎ 日本 粉末 500g
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ヨモギエキス末 日本産 100g
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ヨモギエキス末 日本産 500g
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よもぎ 韓国 寸切 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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