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漢方生薬の中屋彦十郎薬局TOP >生薬の通信販売一覧>唐柿葉(とうがきよう)、いちじくの葉
●唐柿葉(とうがきよう、とうしよう)
いちじくの葉のことである。イチジクは小アジア原産のクワ科の小高木、イチジクの葉を用いる。
葉にはクマリン類のベルカプテンやプソラレンが含まれる。
中国では無花果葉というが、日本では唐柿葉と呼んでいる。
無花果(むかか)というのは、果実の中に花があるが人の目には見えないことによる。
イチジクの葉は旧約聖書にも登場する最古の歴史を有する栽培果樹である。
20世紀のはじめにアメリカから西洋イチジクという品種が導入された。
一ケ月で熟するため「一熟」と呼ばれ、唐柿(とうがき)という別名もある。
茎葉を折ると白い乳液が出てくる。これを一日数回塗る。ヨクイニンと併用する。
この葉は陰干しして乾燥させる。なかなか乾かない場合は天日干ししても良い。
浴用料としても使われる。作り方はイチジクの葉一掴みを鍋に入れ六百ミリ位の水で十分ほど煎じる。煎じ液をお湯に入れ腰湯として使う。
「用法・用量」
煎じる。粉末。1日5〜10グラム。
唐柿葉 中国 丸切り 500g
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唐柿葉 日本 短冊切 500g
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唐柿葉 日本 粉末 500g
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<漢方薬・生薬使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<漢方薬・生薬取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されております。
<生薬の煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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