●スッポン(すっぽん)
健康食品、神農本草経の中品に収載されています。
(起源)
スッポン科のシナスッポンの背および腹甲の生乾品、または軟質物 (皮膚) を除した骨質乾燥品。
一般に背甲が多い。
東北諸省、朝鮮半島ではアムールスッポン、およびシュレーゲルスッポン、日本ではスッポンを産し、まれに用いられます。
淡水に棲むスッポン科のカメである。背甲は円形に近く、中央部が少し隆起して固い。ほかは柔らかい皮膚で覆われ、甲板がないのが特徴です。
首は長く吻が細長くとがっている。
体の上部はオリーブ色で甲には褐色の斑紋があり、体調は30センチ内外、本州の川に多く、浅い水底の泥に体を埋め、首を出して獲物が近ずくのを待っている。
魚、カエル、昆虫などにはげしく噛み付いて食う。
初夏に直径二センチくらいの球形の卵を30〜60個も生む。
飢えると共食いをして生きながえる。
膀胱と胆嚢を除いた内臓や骨まで食べられる。
(産地)
中国 (湖北、安徽、江蘇、河南、湖南、浙江、江西省など) に主産する。
(成分)
動物性膠、ケラチン、ヨウ素質、ビタミンDなどを含む。
(処方例)
鼈甲煎丸、鼈甲散、延年半夏湯。
(用法・用量)
煎剤。丸剤。散剤。1日3〜6グラム。
スッポン 原形 ※スッポン粉末はページ下部にございます。
スッポン 1匹は約120グラム前後です。
スッポン 中国 原形 110〜130g程度(1匹)
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スッポン 粉末
スッポン 中国 粉末 100g
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スッポン 日本 粉末 100g
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すっぽんの黒焼き 粉末 100g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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