草荳蒄は名医別録の上品に荳蒄の原名で収載されている。 「基源」 草荳蒄はショウガ科Alpinia katsumadaiの成熟種子団塊を乾燥したもの。 「産地」 中国広東省、海南島に産する。 「成分」 精油そのほかフラバノン類のアルピネチン、カルダモニン。 「作用」 草荳蒄の水煎剤はモルモットの摘出腸管に対し興奮作用があり、大量では抑制作用がある。 「応用」 芳香性健胃剤、駆風薬として消化不良、胃腸の痛み、嘔吐などに応用する。 「用法・用量」 煎剤、散剤、丸剤。1日2〜4g。
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