●使君子(シクンシ、しくんし)
宋代の開宝本草に収載される。一名を留求子ともいう。
「基源」
シクンシ科のシクンシ、およびケシクンシの成熟果実(使君子)あるいは種子の乾燥品。
「産地」
中国(四川、広東、広西、福建、湘南、貴州、雲州など)
「成分」
脂肪油約25%(主にパルミチン酸、オレアニン酸)。そのほかフィトステロール、リンゴ酸、クエン酸、コハク酸など。
「薬理作用」
駆虫作用(シクンシ酸カリウム)。
「薬味、薬性」
甘、温。
「応用」
駆虫、健胃薬として、回虫駆除、腹痛、消化不良、下痢などに応用する。
「処方例」
肥児丸。
「用法・用量」
煎剤。1日5〜10g。
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