●小豆蔲(しょうずく、ショウズク)
<ショウズクとビャクズク>
第三類医薬品、ショウズクはショウガ科Elettaria cardamomum Matonの果実。
ショウズクは明治期に苦味チンキの原料として利用されていた。
スパイスのカルダモンはショウズクのことで、元来漢方で使用されているのはビャクズクである。
小豆くは名医別録、開宝本草に草豆くとして収載されている。スパイスとして有名な「カルダモン」のことである。
「基源」
ショウガ科のカルダモンの果実である。
本品は用事果皮を去って種子のみを用いる。
「産地」
スリランカ産のマラバルカルダモンとインドのマンガローレカルダモンが有名らしい。
近年ではアフリカのタンザニア、中央アメリカのグアテマラで栽培が盛んになっている。
「成分」
精油を3~8%含有、脂肪油1~2パーセント含有する。
「処方例」
香砂養胃湯
「用法・用量」
煎剤。2グラム。粉末は香辛料として適量使用。
「同類生薬」
白豆蔲(びゃくずく)
小豆蔲 グアテマラ 生 500g
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小豆蔲 グアテマラ 粉末 500g
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