●沙参(しゃじん、シャジン)
第三類医薬品、沙参は神農本草経の上品に収載され、別名を「白参」、「知母」ともいわれる。
種々の本草書の記載から「沙参」の原植物は1種だけではなく、産地によって種々の植物の根が用いられたようです。
南・北の区別がはっきりするのは清代からで、現在の中国市場では「南沙参(なんしゃじん) 」「北沙参 (ほくしゃじん) 」の2種があり北沙参が繁用されています。
日本で沙参と称するものはすべて南沙参です。
(起源)
キキョウ科のトウシャジン、そのほかツリガネニンジン属植物の根を乾燥したもの。これらは中国では南沙参と称します。
(産地)
- 中国。安徽、江蘇、浙江のものが品質佳。貴州省は産出量最大。その他四川、湖北、湖南、江西、福建、河南、青海などの各省。
- 韓国、北朝鮮、日本など。
(成分)
タラキセロン、などが報告されています。
(処方例)
沙参麦門冬など。
(用法・用量)
煎剤、外用剤。1日9〜15グラム。
(類似生薬)
北沙参:セリ科のハマボウフウの根及び根茎を湯通しし、外皮をさって晒して乾燥したものです。
南・北二種にわけられているがその効は同じといわれる。
沙参(南) 中国 刻み 500g
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沙参(南) 中国 粉末 500g
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