●鹿鞭(ろくべん、ロクベン)
名医別録の中品に鹿腎の原名で収載され、腎気を補う薬である。
鹿の類は中国に多く生息し、古代から種々の部位を薬用として利用してきた、
神農本草経の中品には「鹿茸」「鹿角」「鹿角膠」として、名医別録には鹿骨、鹿髄、鹿腎、鹿肉
唐本草には鹿歯、鹿脂、鹿血、鹿筋がある。
現在中国市場で販売されているものは「鹿茸」「鹿角」「鹿角膠」「鹿角霜」「鹿鞭」「鹿筋」「鹿胎」「鹿血」
などである。
「基源」
シカ科のマンシュウアカジカおよびマンシュウジカの陰茎および睾丸を乾燥したもの。
馬鹿鞭は長さ45〜60cmで、径4〜5cmで、茶褐色を呈し、縦皺溝があり、先端部に帯白褐色の毛が叢生している。
「産地」
中国(東北、華北諸省など)
「薬性」
甘、温。
「効能」
腎虚、精を益し、血を活し、乳を催す。
「用途」
強精薬、インポテンツ、不妊症。
日刊ゲンダイの鹿鞭記事
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