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●麻子仁(ましにん)
第二類医薬品
神農本草経の上品に麻賁 (まふん)の名で収載されている。中国では一般に「火麻仁」としょうする。古くは雌株を「苴麻 (しょま) 」、雄株を「しま」といい、代表的な有用植物であった。大麻はインドでは紀元前9世紀ごろからすでに薬用とされており、その後ペルシャやアラビアに伝わったものと思われる。ヨーロッパでは17世紀になってから紹介されている。
(起源)
- クワ科のアサの果実。「苧実 (ちょじつ) 」「火麻仁」「大麻仁」などとも称する。
- インド、パングラヂシュなどで栽培される成分品種インドアサは、形態的には本種とは酷似しているが、葉、特にのの線毛に麻酔性成分であるカンナビノイドを含み、アサとともに麻薬として取り締まりの対象となっている。マリファナと称する。
(産地)
中国、日本、朝鮮半島、東南アジア、インドなど。
(成分)
脂肪油 (オレイン、リノレイン、リノレニン、) 。糖質 (ペントサン、デキストリン、イノシトールリン酸) 、蛋白質 (エデスチン、グロブリン、)
、塩基性物質 (トリゴネリン、コリン、レシチン、) 、樹脂、」クエン酸などを含有する。
(応用)
漢方薬に用いる。そのほか七味唐辛子などの食用、小鳥の飼料、製油原料として用途は広い。
(処方例)
炙甘草湯、麻子仁丸、潤腸湯など。
(用法・用量)
煎剤、散剤、丸剤。1日6〜12グラム。
麻子仁 中国 生薬 500g
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麻子仁 中国 粉末 500g
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<漢方薬・生薬使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は使用を中止してください。
<漢方薬・生薬取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにご使用してください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されております。
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