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●紅参(こうじん、コウジン)
第三類医薬品 神農本草経の上品に「人参」の名で収載されています。
江戸時代、人参の値段は親指の大きさで一両だったとか。
そのため偽物が横行した。
かつて労咳などの大病には人参ぐらいしか効く薬はなかった。
「木薬屋女衒のそばで五両取り」という川柳があったほど、病身の親に人参を飲ませるため苦界に身沈める相次いだことはつとに知られている。
野菜の人参はセリ科ですが、薬用人参はウコギ科の多年草です。
根は白く葉も掌状をしているから外観も異なる。
日本に渡来したのは享保の初期といわれ、 幕府が各藩に種子をあたえて栽培を奨励したことにちなんで御種人参と呼ばれている。
それ以来、出雲、信州、会津などで栽培されるようになった。
人参の連作はきかない、根を掘り出したら別の栽培地を求めて移る。そのために高価になる。使用するのは根。
根皮を剥いで天日で乾燥したものが白参、根を湯に通したり蒸気で蒸した後、乾燥したものを紅参という。これが本品である。
白参は外面が淡黄色で紡錘形。
長さが5〜20cmあって縦じわや細根のあとがあり、特異臭もある。
味はやや甘く、わずかに苦い。
紅参は紡錘形で5〜25cm。
外面は赤褐色の半透明です。
神農本草経にも人参の作用について「五臓を補い精神を安らかにし、魂魄をさだめて驚悸を止め、邪気を払い、目を明らかにして心を開き智をます。」とある。新陳代謝機能の減弱がみられる虚証体質に効きます。
人参3〜5グラムを水500ml位で煎じ1日3回位で温服するのが通常の使い方です。
「成分」 人参と同じ成分のほかに、パナキシトリオール、20R-ジンセノシドーRg2、20R-ギンセノサイドーRg2、ジンセノサイドーRg3、ジンセノシドーRh1など調製時に生成したと思われる化合物を含む。
※4年根は4年間地中に植わっていたという意味で長い間養分を蓄えているという意味です。
※紅参は蒸し方で色みが2種類ございます。
※48支は根の数で約400g中に48本根があるという意味です。中〜小サイズなので皮が多く含まれ栄養が豊富。
紅参(黒褐色) 中国 4年根 刻み 500g
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紅参(淡褐色) 中国 4年根 刻み 500g
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紅参 中国 4年根48支 丸切 500g
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紅参 中国 4年根 粉末 100g
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紅参 中国 4年根 粉末 500g
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紅参 日本 原形ひげ付き 1本約300g
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紅参 日本 粗粉末 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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