●香附子(こうぶし、コウブシ)
名医別録の中品に「沙草」の名で収載されています。
新修本草には香附子と記載されています。
第二類医薬品
(起源)
道端や砂浜に生え生育力が強い。カヤツリグサ科のハマスゲの球茎。附子の小さな形から香附子という。
髭根、鱗葉を去った物は「光附子」と称します。毛や皮を除いたものを香附米という。
(産地)
中国 (湖南、河南省が産量大、淅江、山東省が良品。) 朝鮮半島、日本。
(成分)
セスキテルペン (シペレン、シペロールなど) 、モノテルペン、糖、脂肪油を含有します。
(香り)
特異な芳香があり濃い。香り高いものほど良品。印香に入ることも多く、主になり気を走らせる。
(処方例)
香砂六君子湯、香蘇散、女神散。家庭薬に配合される。
(用法・用量)
煎剤、散剤、塗剤。1日2〜5グラム。
(同類生薬)
香附子はインドでも古くから使用されており、サンスクリットで「ムスタ」と称している。
香附子 中国 小刻み 500g
|
香附子 中国 刻み 500g
|
香附子 中国 粉末 500g
|
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|