朴の実(ほおのみ、ほうのみ):漢方薬、生薬の通信販売

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●朴の実(ほおのみ、ほうのみ)

朴の実(ホオノミ)生薬・漢方薬の通信販売表

健康食品、日当たりの良い山地などに自生する。
落葉高木で、高さは20mにもなり幹は太く直立して、葉は大きく長さ30cmになるものもあり朴葉(ほうば)としてよく知られている。
葉の上面は濃緑色、下面は白っぽい毛があり、質はやや肉厚、枝先に集まって互生する。
7月頃枝先に花径15cmもある大型の花をつけ、花後、長さ15cmほどの楕円形の大きな果実をつける。これが朴の実(ほうのみ)である。
神農本草経の中品に収載されている。

(起源)

日本産はモクレン科のホオノキ (和厚朴) 。中国産はカラホオ (川朴、湖北厚朴) 、またはその変種 (温朴、温州厚朴)の樹皮。日本市場では中国産の厚朴を「唐厚朴」と総称します。

(産地)

  1. 中国。川朴;四川省、湖北厚朴;湖北省、温州厚朴;浙江省、福建、湖南省。
  2. 日本(長野、福島、香川、鹿児島) 。
  3. 韓国

(成分)

精油、アルカロイド (マグノクラリン、マグノフロリンなど) 、ジフェニール化合物 (マグノロール、ホーノキオールなど) を含む。

(応用)

朴の実(ほうのみ)は民間伝承として用いられた。

(用法・用量)

煎剤。1日1〜5グラム。

(類似生薬)

1)韓国産厚朴にはホオノキの樹皮以外に、クスノキ科のタブノキなどタブノキ属の樹皮が、一名「薄朴」の名で流通します。
2)中国では厚朴の花を「厚朴花」と称して厚朴と同様に用いられます。

朴の実(果実) 日本 生 500g

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<使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。

<煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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