●蒲黄(ホオウ、ほおう)
第三類医薬品、神農本草経の上品に蒲黄として収載されている。
蒲黄は花粉を薬用部位とする。池や沼に生育する多年草で草丈1.5〜2メートルになる。
古事記には因幡の白兎の伝説としてやはり、止血、傷薬として紹介されている。
「基源」
ガマ科のヒメガマ、ガマ、コガマ、その他の成熟した花粉を乾燥したものである。
薬用にするのは秋の茶色い蒲ではなく、初夏の花期の花粉。黄色い粉で蒲黄という。
花粉は天日に干したり軽く炒って乾燥させると保存がきく。
「産地」
中国(江蘇、河南、黒竜江、内蒙古などに主産)。
「成分」
ヒメガマの花粉には、フラボノイドの配糖体、および精油、脂肪油10%を含む。
脂肪油には遊離のパルミチン酸、ステアリン酸、βーシトステロールなどを含む。
「応用」
直接塗って外用とする。
「薬味」
甘、平。
「用途」
止血、通経、利水として利用する。
蒲黄 中国 原形(粉状) 500g
|
<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|