●薄荷葉 (ハッカ、はっかよう)
第三類医薬品、唐代の新修本草に収載されています。
(起源)
シソ科のハッカの地上部全草または葉を乾燥したもの。
(産地)
- 中国:江蘇、浙江、江西、湖南、河北、河南、四川省などに主産し、江蘇、河南、湖北、江西が産量大、江蘇、浙江産が品質最高である。
- 日本:岡山、広島、山形、北海道。近年では北海道が産量最大。また西洋種の栽培もおこなわれている。
(成分)
ハッカは精油を約1%含み、構成成分はメントール、アセチルメントール、メントンなどである。セイヨウハッカの精油は「ペパーミント油」と称し、メントール含量は50〜60%である。ミドリハッカの精油は「スペアミント油」と称し、L-カルボンを主成分とし、香気は他のハッカ油と全く異なる。
(応用)
駆風剤として応用する。多くはl-メントール 。ハッカ油、ハッカ水などの製造原料とする。
(処方例)
響声破笛丸、荊芥連翹湯、加味逍遙散、防風通聖散。
(用法・用量)
煎剤、丸剤、散剤。1日0.5〜2.0グラム。
薄荷葉 中国 刻み 500g
|
薄荷葉(遮光品) 中国 刻み 500g
※遮光品は香りの飛散と色あせがほぼ無い
|
薄荷葉 中国 粉末 500g
|
薄荷葉エキス末 100g
|
<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|