●敗醤根(ハイショウコン)
「第三類医薬品」
敗醤根は神農本草経の中品に収載されている。敗醤をオミナエシ(女郎花)を充てる記述もあるが、オトコエシ(男郎花)であった。
冬季から春季に地上部を掘り取り、茎や葉を除去し、水洗して土砂を落とし、速やかに日干しにする。
「基源」
敗醤草として現在市場に流通しているのは次の二種である。
1)アブラナ科のグンバイナズナの帯果全草を乾燥したもの。
2)キク科のハチジョウナの帯果全草を乾燥したもの。
日本産の敗醤根はオミナエシ科のオトコエシの根を乾燥したものであった。
現在はオミナエシが主に流通している。
「産地」
1)グンバイナズナ;中国江蘇省など。
2)ハナジョウナ;中国河北、山西省など。
3)オトコエシ、オミナエシ;日本
「成分」
イリドイド配糖体のモルロニシド、ビロシド、ロガニン、サポニンなど。
「用法・用量」
煎剤。1日3〜5g。
敗醤根(女郎花) 中国 刻み 500g
|
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|