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●営実(えいじつ)
第二類医薬品 営実は神農本草経の上品に収載されている。
陶弘景は「営実すなわち薔薇の子で、白花のものを良品とする」。
「基源」
バラ科のつる性の落葉低木ノイバラの成熟果実。
近年中国東北部から輸入される大粒営実は、カラフトイバラの果実ではないかといわれる。
ノイバラはもっとも普通にみられる野生のバラである。
これらの果実は偽果であるが、薬用には赤く熟する一歩手前の少し青みがかったものを採取しこれを乾燥して用いる。
「産地」
日本(長野、群馬)、韓国、中国(東北地方)。
「成分」
フラボノイドのアフゼリン、マルチフロリンなどを含有するほか、没食子酸メチルエステル、色素リコピエン、ビタミンCなどを含有する。
「香り」
ノイバラの芳香成分は、ハマナスの精油中の成分に似たものを含む。江戸時代にはこの芳香成分を利用した水が古典に記載されている。
「用法・用量」
煎剤、散剤。1日1〜3g。
「同類生薬」
金桜子:バラ科のナニワイバラの成熟果実と花托。
欧米では近縁種のドッグローズなどのビタミンCの豊富な偽果を ローズヒップと呼んで花弁とともに、ハーブテイーとして愛飲されている。
営実 日本 原形 250g
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営実 中国 粉末 500g
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