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●紅花(こうか、コウカ)
第三類医薬品 開宝本草に「紅藍花」の名で収載されている。
紅花は山形県が主産地である。
植物性の色素としての用途だけでなく漢方薬として広く利用されている。「べにばな」とも呼ばれる。
(起源)
キク科のベニバナの管状花。
花を採集後圧縮して乾燥したものを「銭花」といい、これを大量にまとめて板状に圧縮したものを「板紅花」と称します。
薬用には圧縮しない散花を良品とします。
(産地)
中国 (河南、浙江、四川省、チベットなど) 、日本(山形) 。
(成分)
紅色色素のカルタミン、黄色色素のサフロールイエロー、フラボノイドのカルタミジン、ネオカルタミンなどのほか脂肪油、リグナンなどを含有する。
(香り・性状)
果物に似た酸味のある香りがあり、花が細かいためフワフワと飛散し吸着しやすい。
(効能・効果)
冷え性、血色不良
(処方例)
葛根紅花湯、折衝飲、桃紅四物湯。
(用法・用量)
散剤、煎剤。1日1〜3グラム。
(参考)
「板紅花」はもっぱらべにの製造に用いられます。そのほか、食用色素としても応用します。
又、種子はサフラワーオイルとしてベニバナ油の主原料とします。
紅花 中国 生薬 500g
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紅花 中国 上 全形 500g
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紅花 中国 粉末 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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