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●麦芽(バクガ、ばくが)
唐代の薬性論に既に収載されている。
「基源」
イネ科のオオムギの種子を発芽させたモヤシを乾燥させたもの。現在の市場品は中国産のもので、モヤシが絡まりあって板状となっており、これを刻んで用いている。オオムギはヨーロッパでは有史以前から主食の一つで、世界各地で栽培され、日本にも3〜4世紀に伝えられた。
オオムギの種子を生薬では大麦といっている。
オオムギを水に浸し、発芽して3〜5mmなった後、取り出して日干しにしたものが麦芽である。
ビールは麦芽を乾燥させて粉砕したものに水を加えて加温し、糖化した液にホップを加え、ビール酵母で発酵させて作る。
「産地」
中国、日本、朝鮮半島。
「成分」
デンプン、蛋白質およびそれらの分解酵素、麦芽糖、ビタミンA、B、D、Eを含有する。
「応用」
消化を助ける働きがあり、消化不良には山査子や神麹などと配合する。
「処方例」
半夏白朮天麻湯
「用法・用量」
煎剤、丸剤、散剤。1日3〜5グラム。
麦芽 日本 原形 500g
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麦芽 中国 原形 500g
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麦芽(焙じ)中国 原形 500g
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麦芽 カナダ 粉末 500g
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麦芽(未発芽) アメリカ 原形 500g
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麦芽(未発芽) 中国 原形 500g
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