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アカザ(藜、あかざ)
アカザの解説
原植物
インド、中国原産のアカザは荒地や道端に自生するアカザ科の一年草である。
アカザの他にシロザと呼ばれるものがあり、一般に葉に白い粉が着く点や若い葉の心が白いなどによってアカザと識別される。
茎は直立していて大きいものは一メートルを越す。幹が軽くて強いために杖にも利用された。栄養価はホウレンソウを凌ぐといわれる。
生薬はこの葉を用いる。藜葉(れいよう)ともいう。新芽や若い葉は紅色がかっているためアカザの名がある。
利用
茎と葉を乾燥してかつてはよく食用にされた。おひたし、胡麻和えで食す。歴史上、穀物と共に煮炊きしてすることが多かった。
塗布でも使用される。古典を紐解くと2千年以上の使用歴史がある。
成分
ロイシン、ベタイン、ビタミンA,B,Cなど。
応用
あかざは秋になると木質化し強くなるので、老人の杖としても利用され、中風にいいという言い伝えがある。
江戸時代の人達はみんな本草学者だったかもいれない。
アカザ(茎と葉) 日本 寸切 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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