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茜草根(セイソウコン、せいそうこん)
茜草根の解説
茜草は日本をはじめ中国、東南アジアからヒマラヤにかけて広く分布するアカネ科(Rubiaceae)の多年草である、 茜(アカネ)の根を用いる。
中国のアカミノアカネ(Rubia cordifolia L.)などやヨーロッパ方面のセイヨウアカネ(Rubia tinctrum 別名マダー)、など各地に各種のアカネが自生しており日本にも野生しておりアカネとして使われてきた。
中国では婦科の要とされており、茹蘆(じょろ、もしくは蘆茹)と古くは呼ばれていた。
低い藪や岩地に生えており、つる性の多年草である。蔓状の細い茎の長さは1〜3mとよく伸び、角ばっている。
逆さに生えたとげで周囲の植物に絡まり広がる。
ハート形の葉が2枚対生しており、2枚の托葉と4枚ずつ生えている。8〜9月に淡黄色の小さな花が多数咲いている姿を見られる。
果実は球形液果で時間とともに黒色に熟する。
アカネの根は太く、橙色で褐色の根皮をむくと赤みを帯びた色をしておりそこから赤根と呼ばれている。
学名のRubiaとはラテン語で赤であるルビアを意味しており、アカネの根を煮出して赤色染料としていたことに由来する。
紀元前2500年ごろには既に染物に用いられており、藍と同様に歴史ある染料である。
日本でも万葉集にアカネが使われた詩がいくつも載っておりよく知られた植物であったとわかるが、近年ではその姿を見かけることも少なくなり、更に色素成分のアリザニンが合成されるようになってから染料としての需要はすたれた。
茜染めはあらかじめ灰汁につけて乾かした布を、根を煎じた液で数十回も浸して染めるもので、 灰汁の濃さで赤から黄色になる。
基源
アカネ科(Rubiaceae)のアカネの地下部。
産地
日本をはじめ中国、東南アジアからヒマラヤにかけて広く分布する
成分
アカネの根にはオキシアントラキノン誘導体のプルプリン、ムンジスキンなどが含まれる。
目的
本品はインドアカネで染料として用いる。
茜草根(茜根) インド 刻み 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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