熊胆:漢方薬、生薬の通信販売は中屋彦十郎薬局

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漢方生薬の中屋彦十郎薬局TOP生薬の通信販売一覧>熊胆(ゆうたん)

●熊胆(ゆうたん、ユウタン)、熊の胆(くまのい)

第三類医薬品、熊胆は「薬性論」に「小児の五疳を主治し、虫を殺し、悪瘡を治す」とあり、唐本注、神農本草経にも収載されている。
冬期間にとれた熊の胆は匂いがしない。射殺したクマから血液や脂肪の夾雑物が入らないように胆嚢を取り出し、これを冬期間陰干しにするとカチカチに固まる。
これが生薬の熊胆で、不透明黒色の固い塊である。多くは卵球形である。一種の香気があり、味はきわめて苦い。粗悪品は魚臭い臭気がある。
粗悪品のほとんどはウシやブタの胆汁に植物のリンドウ、オウレン、オウバクなどのエキスを混和し、クマの胆嚢に充填した偽物である。熊胆は品薄で、製剤原料にも入手困難となっている。

生薬市場に出回る熊胆はほとんどが中国、インド産である。日本産は希少品で北海道のヒグマ、飛騨地方、北陸地方のツキノワグマからとったものである。かつて牛胆や動物胆を熊胆であると販売する者がいたが現在はいない。
真正の熊胆のほかに「抽出 砕き」という熊胆がある。これは熊を殺すことなく確保できるので真正に比べ安価である。これも熊胆には違いないが好事家には好まれない。

日本産の熊胆は害獣駆除などで捕獲した後、役人が立会いの下で胆嚢を取り出し保管される。後に入札となり、試験や検査を重ねた後に真正の日本産熊胆として販売できるようになる。これら捕獲から検査、流通の過程があやふやなのものは当店は取り扱わない。
黒色と琥珀色の熊胆があり、琥珀熊胆の中でも向こうが透き通って見える琥珀熊胆は重用される。

(起源)

クマ科のツキノワグマ、およびヒグマもしくは変種の胆汁を乾燥したもの。かってはネパール・ヒマラヤ産のものが輸入されていた。通常胆嚢に入った形で出回っている。日本産の熊胆はニホンツキノワグマの胆汁で、ときに北海道のエゾヒグマの胆汁も用いられる。熊胆は、他のウシ、ブタなどの獣胆のように丸剤にしたとき室温で湿潤しないため、江戸時代に製剤上の便利さからか、頻用されるようになった。
日本産のツキノワグマはほとんどはミズナラ、クリ、ドングリなどの実果を食する。サケなどの動物性のものを摂取するヒグマとは違い、生臭い匂いは薄く質は堅く柔らかくなりにくい。板で挟んで乾燥するために平たい卵球形である。熊自体も木の実を中心に食していたものと魚を中心に食していたものとでは胆汁酸の含有量が異なってくる。一般には木の実中心の熊の方が高い含有量のタウロデオキシコール酸が含むといわれる。

(産地)

中国 (各地) 、ネパール、インド、日本など。

(成分)

約20%の胆汁酸 (主としてタウロデオキシコール酸)、ウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸、コール酸、デオキシコール酸、ヒヨデオキシコール酸とタウリン、またはグリシンの抱合体、コレステロール、胆汁色素、アミノ酸などを含有する。
ウルソデオキシコール酸の定量検査で品質の優劣をある程度は把握できるが、長年の経験と熟練が品質を鑑別する重要な尺度であることは今も昔も変わらない。

(効能効果)

胃弱,食欲不振,胃部・腹部膨満感,消化不良,食べ過ぎ,飲み過ぎ,胃のむかつき

(処方例)

六神丸、奇応丸、反魂丹、黒子丸、熊胆麝香丸、妙功十一丸

(用法・用量)

丸剤、散剤。1日0.3〜1.0グラム。外用は多量。

熊胆(ゆうたん、ユウタン)生薬・漢方薬の通信販売,

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日本産熊胆(原型)        ヒマラヤ産熊胆(原型)


熊胆 日本 砕き 5g

熊胆 ヒマラヤ 砕き 5g

熊胆(真正) 日本 原形 姿 8.9g

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熊胆(真正・姿・原形)は50.3g・48.6g・45.0g・36.5g・34.4g・28.7g・26.4g在庫がございます。



<漢方薬・生薬使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<漢方薬・生薬取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。

<生薬の煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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