山椒(さんしょう、サンショウ):漢方薬、生薬の通信販売

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●山椒(さんしょう、サンショウ)

山椒(さんしょう)生薬・漢方薬の通信販売

健康食品、山椒とは日本では神農本草経の下品に収載されている蜀椒(しょくしょう)を指している。
「基源」
ミカン科のサンショウ、アサクラザンショウ、またはブドウサンショウの成熟果実の果皮で、種子をできるだけ取り除いたもの。
サンショウの木は堅くスリコギとして利用される。
山椒のほうが花椒より良質とされる。山椒は日本固有の香辛料で春先の新芽や若い葉は「木の芽」、花は「花さんしょう」、青い果実「実ざんしょう」、熟した紅い果実は粉にして「粉ざんしょう」となる。果実は完熟すると辛味が少なくなるといわれる。薬用には果柄や種子が除かれているものを使うといい。
「産地」
日本(和歌山、奈良、長野、静岡など)、中国。
「成分」
精油(リモネン、シトロネラル、ゲラニオールなど)、辛味成分(サンショオール、サンショアミド)、タンニンなど。
「応用」
芳香性と辛味性が強いので香辛料に利用される。
「使用例」
大建中湯、当帰湯。苦味チンキ。
「用法・用量」
煎剤、丸剤、チンキ剤。1日1〜3g。
山椒(さんしょう)生薬・漢方薬の通信販売

山椒 日本 原形 100g

山椒 日本 刻み 50g

山椒 韓国 原形 50g

「同類生薬」

花椒 中国 原形 500g

花椒 中国 粉末 500g

花椒:中国では花椒(カホクザンショウ)を蜀椒として用いる。
フユザンショウの成熟果皮が多く、イヌザンショウも使用される。
山椒の代わりに用いる。
犬山椒は揚柏散などとして打ち身や捻挫の外用薬として使用されることが多い。
鎮咳薬として使用されるが山椒のような辛味や風味はない。

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<漢方薬・生薬使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<漢方薬・生薬取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されております。

<生薬の煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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