牛蒡子（ゴボウシ）、ごぼうの種：漢方薬、生薬の通信販売

●牛蒡子（ゴボウシ）、ごぼうの種

第二類医薬品、牛蒡子は名医別録の中品に「悪実」の名で収載されている。

(起源)

キク科のゴボウの果実。ごぼうの種です。悪実の由来はトゲの多い果実の見た目からきている。
古く中国から農作物として渡来したといわれる。
外国ではあまり食用には供さない。
薬用には種子を用いる。
根は牛蒡根といい、ゆでると軽い便秘には効きます。

(産地)

中国 (吉林、遼寧、黒龍江、浙江省) 、韓国、日本。

(成分)

リグナン誘導体アクチゲニン、アクチイン、マライレジノール、ラッパオールA、B、C、D、Eを含有する。

(香り)

わずかに瑞々しい香り。

(選品)

実が充実していて重質で新鮮なものは良品、軽いものは不良である。

(処方例)

消風散、銀翹散、柴胡清肝湯。

(用法・用量)

散剤。1日1.5〜4.5グラム。

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