海馬補腎丸（かいまほじんがん）　漢方薬の通信販売は中屋彦十郎薬局

海馬補腎丸（かいまほじんがん）の解説

第2類医薬品

腎機能を高めて疲れをとるのが海馬補腎丸です。
腎虚 (じんきょ) といって腎（漢方的にはヘソから下）が衰えているということは精力が衰えているということなのです。
まず、この漢方の概念である腎を充実させる、海狗腎、鹿腎、驢腎、海馬 (タツノオトシゴ) を配合し、全身を強壮にする19種の漢方薬を配合した内容です。

※海馬補腎丸1000丸は終売となりました。

• 腎臓の働き
  腎臓は血液をろ過して体に不要になった物質を尿として排泄します。
  特に蛋白質などが分解してできる窒素を含む尿素などは身体にとって有毒な物質です。これを外にだすのが腎臓の大切な役割です。
  従って、歳をとったり過労により腎機能が低下すると、身体に有害な物質が体内にいつまでも残るため、疲労をはじめとする諸症状がでてきます。
  その他にも腎臓は体の水分、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの量を一定に調節し、血液を弱アルカリ性に維持するほか、血圧や血液成分のバランスを保っています。
  また赤血球を作るホルモンや骨を強くする活性型ビタミンDを作るなど生命にとって大変重要な臓器なのです。
  
• 腎臓の働きが悪くなると
  腎臓のはたらきが悪くなってくると、有害な老廃物をうまく排泄できなくなります。
  こうなると疲労の原因ともなる窒素を含む物質などが血中にたまってきます。
  また血圧やホルモンバランスが崩れるなどの障害もでます。
  このように腎臓の働きが悪くなると、尿路系だけでなく、免疫系、内分泌系、消化器系、カルシウム代謝系など体全体に影響がでてきます。
  その結果、疲れがなかなか取れない、精力が減退した、足腰がだるく力が入らない、めまいや耳鳴りがする、歯や骨がもろくなる、手足が冷える、生理不順などの諸症状が現れます。
  
• 海馬補腎丸は
  海馬補腎丸は、19種類の生薬が「温腎益精」 (腎が冷えるのを防いで精力を増強する) 効果を発揮します。
  さらに血液の流れを良くする補血 (活血) 作用もあるので、貧血・生理不順・冷え性などに効果があります。
  このように腎の働きをよくして、疲労を回復させ、元気とやるきを取り戻すことができます。
  
• 漢方的には
  海馬補腎丸は腎陰と腎陽の両方を強化するといえる。「陰」は体内の物質的なもの。「陽」は機能的なものをさす。腎（漢方的にはヘソから下）の陽（機能）を回復し、陰（物質）を補充する薬といえる。