中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第322号 2008年11月12日
江戸時代の薬(式亭三馬)
江戸時代の薬(式亭三馬)
式亭三馬も戯作者だが、やはり薬種を商っていた。
京都の田中宗悦が製造した「仙方延寿丹」を請売りしていたり、生薬も販売していた。
この延寿丹は第一腎を増し中風、疝気にいいとある。
そのほか「るりの露(つゆ)」といっておはぐろのはげぬ薬を販売していたり、江戸の水といっておしろいのはげぬ薬も発売したらしいがこれが以外と
当たって売れたらしい。
これを使うと白粉のうつりがきれいで評判だったようだ。
式亭三馬も山東京伝と同じく薬種業を営みながら戯作を書いていたことが理解できる。
編集後記
メールマガジンもついに三百号に到達した。
精力剤や漢方薬というマイナーな分野を取り上げ書いているが余りおもしろくないと思う。
これからは江戸時代の庶民生活に少し切り込んでいきたい。
それなりに書物や文献はあるのでできるだけ面白くしたいと考えている。
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