がんの生薬・漢方薬・健康食品 3の通信販売|中屋彦十郎薬局

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がんの生薬・漢方薬・健康食品 3

がんの生薬・漢方薬・健康食品 3

これはメールマガジンに連載されていたものを一つのまとめたものです。

101.小柴胡湯 (しょうさいことう)
小柴胡湯が何故ガン対策に使われているのか、それは肝細胞をガン化して調査すると、
小柴胡湯の連続投与により培養された肝ガン細胞はアポトーシス (自殺細胞)を起こして
壊れていくと考えられている。このアポトーシス現象は胎内にいる赤ちゃんの手が実は
水かきのような状態になっているそうだが、この水かきの部分の細胞はアポトーシス化
して五本の指になっていくという現象から理解できる。このように小柴胡湯は発ガン
イニシエーション (DNA損傷)の抑制作用があることによってガン細胞を抑え込む。
これらの事実が連続投与は肝発ガンの抑制作用があるという報告につながっている。
ちなみに小柴胡湯の構成成分は柴胡六、半夏五、黄ぎ・大棗 ・人参各三、甘草二、
生姜四である。
102.せんじょ
ヒキガエル科のシナヒキガエル、ヘリグロヒキガエルなどの全体のまま乾燥したものを
用いる。これらの耳後腺および皮膚腺からの分泌物が「センソ」であり 、皮、舌、肝、胆
なども薬用にされる。シナヒキガエルは中国全土に分布し、泥の中や岩石の下に生息
する体長十センチ以上のカエルで、皮膚には多数のイボが密に分布している。
ヘリグロヒキガエルは中国南部に分布し、体長は十センチ以下で全身がざらざらした
黄褐色のカエルである。これらヒキガエルの耳の後ろには耳腺があり、有毒な乳液が
分泌される。日本ではヒキガエルのことをガマというが、中国でのガマはヌマガエルの
ことである。解毒、腫れ物、腹部腫瘤、浮腫などに用いる。ガンへの研究も進められて
いる。
103.そう角刺
わが国ではマメ科のサイカチ、中国ではトウサイカチの刺を用いる。サイカチは
中部以南、四国、九州に分布し、川原など水辺に生える落葉高木で、カワラフジノキ
ともいわれ、サイカチの名は種子のそうかく子に由来する。サイカチの幹や枝には太くて
鋭い刺があるが、刺は枝の変化したものである。かってはわが国でも採取していた。
樹皮や刺にはアルカロイドのトリアカンチン、タンニンが含まれる。トリアカンチンには
パパベリン様作用があり、高血圧や喘息、潰瘍などに有効といわれている。漢方では
消腫、解毒、排膿の効能があり、腫れ物やできもの、らい病、乳腺炎などに用いる。
これもガンへの研究が進められている。
104.天葵子 (てんきし)
中部地方以西の日本各地、朝鮮半島、中国などに分布するキンポウゲ科の多年草、
ヒメウズの全草を「てんき」といい、塊根を天き子といっている。根がウズに似て小型な
ためヒメウズといい、形が鼠の糞に似ているため千年老鼠屎という異名がある。田畑
のあぜや石垣の隙間などに生える雑草で、四〜五月ころに小さな花を下向きにつける。
根にはアルカロイド、ラクトンなどが含まれ、抗菌作用が知られている。漢方では
清熱、利尿、解毒の効があり、皮膚の化膿や腫れ物、乳腺炎、蛇による咬傷や
打撲傷、膀胱炎などに内服あるいは外用として用いる。外用としては新鮮な天葵子
の根をすりつぶした汁を用いる。近年、中国では注射液による上気道炎の治療や
乳癌や肝癌、リンパ肉腫などに対する臨床研究が行われている。
105.茶葉 (ちゃよう)
中国原産のツバキ科の常緑小低木、茶の葉の乾燥したものを用いる。中国では
紀元前から薬用とされ、紀元三世紀頃に嗜好品とされはじめ、八世紀の唐の頃に
栽培や製茶が普及した、一般に普及している茶は加工法で大別すると乾燥茶の緑茶
、発酵茶の紅茶、半発酵茶の烏龍茶に大別される。茶の葉を摘んでそのまま放置する
と葉のなかの酸化酵素により黒く変化する。このため緑茶は採取した新鮮な若葉を
せいろのなかで、高温加熱して酸化酵素の作用を止め、さらに加熱しながら揉んで
乾燥させて製品化する。日本の煎茶や玉露、番茶は緑茶の種類である。
紅茶は生のまま室内でしおらせ、積み重ねて発酵させた後に加熱乾燥したもので
特有の芳香が生じる。茶にはカフエイン、テオフィリン、ビタミンC、タンニン、
フラボノイドが含まれカフェインは中枢神経興奮のほかに、強心、利尿、血管拡張の
作用があり、茶葉がカフェインの主な製造原料となっている。近年カテキン、
エピカテキンなどの茶ポリフェノールに口臭抑制、ウイルス感染阻止、
抗コレステロール、抗ガンなどの作用が確認され、注目されている。
106.松葉 (まつば)
北海道南部から九州、朝鮮半島、中国東北部に分布するマツ科の常緑針葉高木、
アカマツの葉を用いる。中国ではタイワンアカマツやユショウなどの松の葉を松葉と
いう。日本の二葉松にはアカマツのほかにクロマツがあり、クロマツが海岸に沿って
多くみられるのに対し、内陸ではアカマツが多い。木肌が赤褐色のためにアカマツ
という。アカマツの葉にはピネン、ジペンテン、リモネン、フェランドレン、ボルネオール
ビタミンA,C、クエルセチンなどが含まれ、クエルセチンやビタミンCには血管壁を
強化する作用がある。漢方ではリュウマチによる麻痺や関節痛、湿疹、浮腫、打撲傷
などに用いる。古来松葉は「仙人食」といわれ、穀類を断って松葉を食べると体が軽く
なって不老長寿が得られるという。民間療法でな松葉を毎日噛むと血圧が下がり、
便通がよくなり脳卒中後遺症にも良いという。
免疫力をつけるので、ガンにもいいというので一部で研究されている。
107.別甲 (べっこう)
スッポンの背および腹の甲羅を用いる。一般には背の甲羅が使用される。
背甲を煎じ煮詰めたニカワを別甲膠という。スッポンは淡水に生息し、背甲
は淡い灰緑色の楕円形で亀甲がなくて中央が突起し、口は長く突き出ている。
クコシ、オウギ、トウキ、サンヤクなどとスープにしたものは薬膳として知られている。
スッポン料理は強精食として有名であり、滋養、強壮や発熱マラリアなどによる
肝脾腫、腹部腫瘤、小児のひきつけなどにも用いる。
腫瘤や肝脾の腫大にはゴシュユ、ハンゲなどと用いる。サイコ、ダイオウと配合した
処方もあり、抗腫瘍作用について研究が進められている。
108.劉寄奴 (りゅうきど)
中国大陸南部に分布するキク科ヨモギ属の多年草、開花期の全草を用いる。
劉寄奴の名は、南朝、宋の初代皇帝である劉裕が発見したという故事にちなむ。
中国北部ではゴマノハグサ科のヒキヨモギの果実をつけた全草をさす。漢方では活血
、通経の効があり、おけつによる腹部腫瘤や腹痛の常用薬である。急性肝炎の効果
はすでに発表済みである。ガンに対する研究も進められている。

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